さかしき人にみるこころ特設サイト

物語

「ちょっとそこの本、こっちに上げてもらえませんか?」
「え?」

おれの名前は勾坂一重(こうさか かずしげ)
自分で言うのもなんだが、成績は優秀、誰からも好かれる好人物だ。
今日は借りていた本を図書室に返しにきたんだけど……

「ちょっとそこの本、こっちに上げてもらえませんか?」

上のほうから声がする。振り返ってみると彼女は脚立の上にいた。
そしてこっちを向かずに声を掛けてくる。

こういうときは愛想よくするのがおれのスタイル――
だから、にっこり笑ってみせる。

「うん。いいですよ。ここのカートの?」
「ええ。そうです。すいません」

ちょっと見た顔だ。確か同級生。確か同じ3年生。
一緒のクラスじゃないんで名前は知らない。
おれには見向きもせずに本を整理している。

「どれ? ぜんぶ?」
「ええ、ぜんぶ。ごめんなさい、使い立てしちゃ……って」

こちらを振り向くなり、彼女はフリーズした。

「な、何だろう? これじゃなかった?」

「……いいえ。ごめんなさい」
「わたし、あなたが嫌いなの。『勾坂一重』くん」

「嫌いって……どうして? 理由は?」

「特にありません、理由なんて。強いて言えば『あなたの名前が嫌いなんです』」

冷たい声でそう言い残して、彼女は歩み去っていった。

……おれ、彼女に何かした?

人物

真柄 亜利美

本作のヒロインで、三年生。

「クールビューティー」のひと言がよく似合う知性派少女。

無愛想でキツい性格に思われがちだが、実際のところとてもシャイで負けず嫌い。
特に一重に対しては『先祖の恨み(?)』が重なってとても攻撃的。

実家は医者一家で自身も医大めざして受験勉強中ですが、その進路と適正のギャップに悩んでいる。

一重をにべもなく突き放す本当の理由は彼女が○○オタクだから!?
純 紀子

三年生で、亜利美の同級生。

亜利美とは気のあったお友達。男子にも女子にも「どんちゃん」というあだ名で呼ばれている。

いつもほんわりと笑っている女の子でプロポーションは良さげに見える。

現実とフィクションを曖昧にした思考をするクセがあり、きまって亜利美にたしなめられる。
純 真路乃

一年生で、紀子の妹。

たいがいのことはチャキチャキとこなすスーパー妹。

トロい姉の保護者を自ら任じているが、実は精神的に、大きく姉に依存している。

姉とは逆に、異様にしっかりした+かなり暴力的な=「スパルタンな」性格。

場面

環境


お買い上げの前にお使いのコンピュータの環境をお確かめください
必須環境 推奨環境
OS Microsoft Windows 2000/XP/Vista
CPU Intel Pentium III 600MHz Intel Pentium III 1GHz
メモリ 256MB 512MB
ディスプレイ 800×600 1024×768
ビデオカード DirectX 9.0c以降に対応するビデオカード
Direct3D に対応するビデオカード
表示色数 16ビット(HighColor) 32ビット(TrueColor)
ビデオメモリ 32MB 128MB
サウンド 対応OSにて正常にPCM音源が再生できる環境
DirectSoundに対応したサウンドカード
DirectX DirectX 9.0c 以上
ネットワーク 初回起動時にインターネットへの接続が必要
※Windows 9x(Windows 95, 98, 98SE, Me), サーバ OS(Windows 2000 Server, Server 2003, Server 2008), 64ビット版Windows(Windows XP x64 Edition, Windows Vista 各64ビット版) および Windows XP Media Center Edition での動作は保障外

購入


商品紹介ページからご購入ください

この作品は 5/30 発売予定です
商品紹介ページを見る

製作

light Copyright © 2008 by light/Greenwood.

このページの先頭に戻る