はじめに
私の勉強不足により、「児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律(児童買春児童ポルノ禁止法)」と、「青少年有害社会環境対策基本法案」(この2つの法律は性表現を制限をするという共通点がありますが、成立事情、規制の態様が全く異なっています。)を似たもの、いっしょのものと思って制作を行ってしまい、事実と異なる事を書いてしまった事を深くお詫び申し上げます。
テーマ「児童ポルノ法案」改正(改悪だ!)について
今月のテーマは「児童ポルノ法案」です。

今会期中に国会審議されたいわゆる「メディア規制3法案」の1つ、『児童ポルノ禁止法』の改正案の事です。スキャンダル国会の中で”悪徳政治家保護法案”とまで呼ばれた「個人情報保護法案」を優先して通す為、「児童ポルノ法案」は見送りとなり、取りあえずは一段落しました。しかし再び復活してくる事は必定です。
この「児童ポルノ法」はすでに施行されており、現法の中では18歳未満の未成年男女を被写体とした実写のメディアを規制の対象としております。付属して実在する18歳未満の未成年男女をモデルにしている「絵」や「文章」も禁止されており、所持する事も禁止されてます。この法律の目的は18歳未満児童を性メディアから保護するためにあります。これに対しては特に文句もありません。もっともな法律だと思います。

今国会に上がって来た『児童ポルノ禁止法』の改正案は「絵」の部分を全般的に規制する法案です。この法案の規制条項の一部です。

■性欲を興奮させ又は刺激するものを視覚により認識することができる方法により描写したもの

つまり、18歳以下の児童に見える絵のH絵は全て禁止、描く事も所持する事も禁止です。極端な話し、ド○えもんのしずかちゃんの入浴シーンすら法に触れる訳です。オリジナルで描いた空想上の人物にまで規制がかかると言う事です。これは憲法で保障されている「表現の自由」に反する法案です。もし可決して施行された場合でも実際にすぐに美少女系が血祭りに上げられる事はないと思いますが、国家権力に目を付けられた場合、ガサ入れされてしずかちゃんの入浴シーンがあるドラ○もんを所持していて『児童ポルノ禁止法』違反で逮捕され兼ねない危険な法律なのです。

美少女系業界全体を震撼したこの法案についてメーカー側はどのような意見で、当時どのような対策を講じていたのか取材してみました。
事実誤認部分の修正

今会期中に国会審議されたいわゆる「メディア規制3法案」の1つ、『児童ポルノ禁止法』の改正案の事です。スキャンダル国会の中で”悪徳政治家保護法案”とまで呼ばれた「個人情報保護法案」を優先して通す為、「児童ポルノ法案」は見送りとなり、取りあえずは一段落しました。しかし再び復活してくる事は必定です。

今会期中に国会審議された「メディア規制3法案」とは、「個人情報保護法案」「人権擁護法案」「青少年有害環境対策基本法案」です。「児童ポルノ法案」は、今会期中に国会で審議されていません。「児童ポルノ法」の改正は、1999年に施行された現行法では「施行3年目をもって見直しをする」という旨の記述があり、丁度今年の11月がそれにあたり、秋からの臨時国会で審議になる「予定」です。

この「児童ポルノ法」はすでに施行されており、現法の中では18歳未満の未成年男女を被写体とした実写のメディアを規制の対象としております。付属して実在する18歳未満の未成年男女をモデルにしている「絵」や「文章」も禁止されており、所持する事も禁止されてます。この法律の目的は18歳未満児童を性メディアから保護するためにあります。これに対しては特に文句もありません。もっともな法律だと思います。

文章が現行法によって禁止されている、とあるのは完全な間違いでした。また、実在する児童(法律上の定義は18歳未満の実在の人物)の「絵」については、製作の際に生身の児童をモデルとして用いた物は規制の対象となります。所持に関しては、現行法において頒布、販売、公然陳列等を目的とした所持は禁じられておりますが、そうではない個人所有(単純所持)は禁止されておりません。

今国会に上がって来た『児童ポルノ禁止法』の改正案は「絵」の部分を全般的に規制する法案です。この法案の規制条項の一部です。

「青少年有害社会環境対策基本法案」は国会に上程されかけましたが、「児童買春児童ポルノ禁止法」は国会への上程はおろか改正案すら出ておらず、現在自民党の一部で勉強会をしている段階です。

■性欲を興奮させ又は刺激するものを視覚により認識することができる方法により描写したもの

つまり、18歳以下の児童に見える絵のH絵は全て禁止、描く事も所持する事も禁止です。極端な話し、ド○えもんのしずかちゃんの入浴シーンすら法に触れる訳です。オリジナルで描いた空想上の人物にまで規制がかかると言う事です。これは憲法で保障されている「表現の自由」に反する法案です。もし可決して施行された場合でも実際にすぐに美少女系が血祭りに上げられる事はないと思いますが、国家権力に目を付けられた場合、ガサ入れされてしずかちゃんの入浴シーンがあるドラ○もんを所持していて『児童ポルノ禁止法』違反で逮捕され兼ねない危険な法律なのです。

美少女系業界全体を震撼したこの法案についてメーカー側はどのような意見で、当時どのような対策を講じていたのか取材してみました。
メーカー様の声
■法案をだけを見ると憲法で保障されている「表現の自由」を侵す法案ですですが、しかし、どう見ても小学生にしか見えない(ランドセルを背負っているとか)女の子を襲うような表現も倫理的に考えて「表現の自由」の中に入るのか疑問です。ある意味作り手側(ゲームの他全てのメディアを含みます)がこの「改悪」の元を作ったのだと考えています。

(匿名希望)
■政府の愚策は今に始まった事ではありませんが、具体的な対応となると困難だと思われます。
 各社単独で動くよりは、ソフトウェア倫理機構を通し、団体としてシュプレヒコールを上げる以外手は無いのではないでしょうか?
 万が一法案が成立した場合、抵触しないような製品を作る以外の対応は、今の所考えていません。
『俗悪メディアから子供達を守る』というのが、有識者と名乗る人間の主張ですが、『子供に耐性を付ける』のが先決であり、でなければ根本的な問題解決になっていない事は皆さん御存知の通りです。それを理解できていない彼等こそ、弾圧糾弾されるべき対象ではないでしょうか?

 まぁ、環境保護団体などと一緒で、アピールする事で誰かが儲かるのでしょうけど……

(匿名希望)
■「児童ポルノ法」に限らず、なんとでもとれるような曖昧さに問題があると思う。取り締まる側のさじ加減でボーダーラインが決まるのでは、どの様に実践すれば良いのかわからないし、過度に気を払いすぎて、作品に影響が出ることになりかねない。

(匿名希望)
■「児童ポルノ法」に関してですが、現状、受けた影響などは今のところ特に感じません。可決される可能性を考えると、かなりの驚異ではありますが、特に対処云々は考えておらず、ソフ倫の規定の中で、精一杯良い物を作っていくことに集中しています。
やはりアダルト業界は、どこまでいってもアンダーグラウンドの物であり、広く世間一般に認知される業界では無いと思います。
これを踏まえると、最近、表舞台にあまりにも積極的に出ようとしている感が強いので、逆に法案云々よりも、業界の動向を各メーカーが考えるべきではないかと思う点もありますね。

(匿名希望)
■小生、新規でブランドを立ち上げて業界参入を企てておりました。企画書を上司に提出し、企画スタートしましたが、間もなくこの法案が国会に提出されたニュースが流れました。上司はこの法案に怖じ気付いて、企画の凍結を言い渡されました。思いっきり被害受けてるんですが。

(匿名希望)
ぽちの声

さすがにご返答のあったメーカー様は全て「匿名希望」でしたね。危険を冒してご返答ありがとうございました。もっと愚痴っぽいネタが来るのではないかと思いましたが、自らの業界がこの事態を招いた事を挙げられていますね。確かに美少女ゲームの影響で女の子誘拐する事件も起こっているし、陵辱モノや小さな女の子を調教するモノも結構多いし、それがまた売れている訳で、問題ない訳ではないですね。法律化されても仕方がない、されたらされたでそれに合ったモノを作る、道徳的で紳士なご意見だと思います。しかし意外なほどこの法案に対する対処などは取ってなかったんだなぁ、と言うのが率直な感想です。


私ごとき犬並みの脳みそで語れるレベルじゃないですが、美少女系を愛する者として自分的な意見を書きます。
自分はメーカー側と言うよりは消費者側の至ってただのオタクな訳ですが、これは作り手側だけの問題では当然ないと思います。この法案が通れば、最悪今ある美少女系ゲームの8割は法律にひっかかるのではないかと思います。これは業界存亡の危機ですよ。いくらソフ倫が法律に合わせて規制を厳しくしても、それで消費者が離れてしまえばそれまでしょう。
ロリぷに系を切り離して済めば2割くらいの損失で済むかもしれません。ですが世間一般から見て、ロリぷに系の区別なんてつかないようだし、それこそ中、高校生を連想させる設定も全て不可になり兼ねない。学園モノ全てが消えてしまう危険性があります。エロゲーから「かわいい」とか「萌え」といった要素がなくなった場合、どのくらい消費者が留まってくれるでしょうか?

企業や業界だけの問題ではなく、私個人も美少女系の同人誌を描く人間なので、描いたら犯罪かい!と言う身近な問題だったりします。男女を問わず規制の対象になるので女性作家陣も「ショタ」「やおい」が御法度になる事を覚えていて欲しいです。人口的に美少女系作家の数倍やおい系作家の方が多いのですが、おそらく8割方「やおい」は成人指定ではないと思っているのではないかと。「美少女」が規制の対象になると言う事は「美少年」も規制されると言う事をよ〜く知って欲しいのです!対岸の火事ではないのです。


制作・執筆 by ぽち
これらの話題に対して何か主張してみたい方、こちらのアドレスにどうぞ。匿名OKです。また他に何かメーカー側に聞いてみたいテーマなども募集しております。

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